新型コロナウィルスが猛威を奮っている昨今、人の手が触れる印刷物の感染予防は、緊急性の高い課題になります。(株)フジガキでは一般社団法人 抗菌製品技術協議会(SIAA)にて抗菌加工製品として登録された「におわなインキ(抗菌ニス)」を扱っています。
抗菌ニス(抗菌プラスにおわなインキ)の試験方法は、0.4mlの抗菌ニスを5×5cmの試験片に菌液をたらし24時間静置培養、培養した菌数の変化から抗菌効果を評価する試験を通したものです。増殖の割合は1/100以下(抗菌活性値2.9以上)と菌の増殖を抑えられる結果になりました。また抗菌ニスを塗工することで色が大きく変わることはありません。使用に関しては他のニスと使い方は変わりません。抗菌ニスを使用した印刷物に関しては、「表面加工として、抗菌効果を発揮するニスを全面に印刷しています。」という文言を入れて清潔感をアピールすることができます。
【使用例】会社案内、パンフレット、チケット、ランチョンマット、絵本、ブックカバー、名刺、食品用包装紙やパッケージ、子供用工作玩具、うちわ、カレンダー、マスクケース、クリアファイル、包み紙など
①黄色ぶどう球菌 試験直後に約13,000~14,000個だった菌が、 24時間後に無加工でも800~5,000個まで減菌しておりますが、 におわなインキでは検出できない状態まで減菌されております。
②大腸菌 試験直後に約14,000個だった菌が、 24時間後に無加工で約1,000,000個に繁殖しておりますが、 におわなインキでは検出できない状態まで減菌されております。
①サルモネラ菌 試験直後に約11,000個だった菌が、24時間後に無加工試験片でも約5,500個まで減少しましたが、におわなインキ(抗菌仕様)では1未満まで減少しました。
②O157 試験直後に約10,000個だった菌が、24時間後に無加工試験片でも約200個に減少しましたが、におわなインキ(抗菌仕様)では1未満まで減少しました。