日本伝統の風呂敷や熨斗、そしてギフトやラッピングなど、その言葉からイメージされるように、「ものを包む」という行為は、洋の東西を問わず、自分の気持ちを厳かに相手に伝えることであります。
気持ちを包む、届けるという行為の源は不変ですが、
現在はインターネットや通信販売などを背景に、包装・パッケージの形態は大きく変化し、多岐にわたる要望に応えなければならない時代になっています。
大正7年、小さな製袋業から始まりました当社の業務内容も、こうした時代の流れとともに、現在は製箱や高品位印刷、ラベル印刷の取り扱いなど、さまざまな分野に展開しています。
おかげさまで、今年で創業99年を迎え、いよいよ、来年には100年という大きな節目を迎えることができます。
創業以来、一貫して「お客さま第一」の顧客至上主義を経営の基盤とし、その精神を代々受け継ぎ、1世紀を邁進してまいりました。
このたび、100年を目前に、今年度を一区切りの節目と考え、あらたなステージへと向けて活動するために、
「株式会社岐阜屋印刷紙器」より「株式会社フジガキ」へと社名変更をいたしました。
心を包む。その精神を忘れずに今後ともお客さまにとって、なくてはならない企業としてご愛顧いただけるよう、社名を変更するとともに、さらなる経営努力を続けていくことをお約束いたします。
単なる「入れモノづくり」ではなく、お客さまが扱う製品や商品を、よりいっそう心を込めてお包みできるよう、これからも、社員のみなさまと、顧客のみなさまに夢と希望をお届けし、楽しく仕事ができる会社を運営していきたいと思っています。
100年の節目を迎え、さらにまたその先の100年を見据え、株式会社フジガキは未来を切り開いてまいります。